【 たいすうせいきぶんぷ (log normal distribution) 】
対数をとるとその値が正規分布に従うような分布を対数正規分布と呼ぶ. 対数をとったときの正規分布の平均 μ {\displaystyle \mu } , 分散 σ 2 {\displaystyle \sigma ^{2}} とすると, この分布の平均は exp ( μ + σ 2 / 2 ) {\displaystyle \exp(\mu +\sigma ^{2}/2)} となる. この分布は, 値が正となり正規分布から容易に生成できることや扱いが便利なことから 多くの分野で利用されるが, 正規分布より裾が重い(値が大きいものが起きやすい)ので注意が必要である.