セル生産方式

【 せるせいさんほうしき (cell production system) 】

セル生産方式とは， コンベアを撤去して「間締め（まじめ）」を行い， 多能工が製品を手渡しして生産する方式であり， 一人の作業者が組立てから包装までの全作業を行う一人屋台生産方式がその理想形である． その始まりは， 1996年頃ソニー美濃加茂工場でコンベアを撤去し， 代わりに12m×10mの区画に作業台を配置し， 1つひとつの区画があたかも細胞のように自律的に活動するイメージからワークセルと呼び， 「セル生産方式」の誕生となった．