分解近似法

提供: ORWiki
2007年9月19日 (水) 22:52時点におけるSaru (トーク | 投稿記録)による版
ナビゲーションに移動 検索に移動

【 ぶんかいきんじほう (decomposition method) 】

積形式解を持たないような待ち行列ネットワークに対して 適用される近似法の総称. ひとつの大きな待ち行列ネットワークを, 比較的依存関係の強いと考えられるいくつかの 部分ネットワークに分解して計算する. 分解近似法は, 積形式解を持つ待ち行列ネットワークに対するノートンの定理が, 積形式解を持たない場合にも成り立つという仮定に基づいている.