最小包含円

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【さいしょうほうがんえん (smallest enclosing circle)】

平面上の有界な閉集合 に対して, を含む最小の円を の最小包含円という. が鋭角三角形のとき, その最小包含円は外接円である. が鈍角三角形のとき, その最小包含円は最長辺を直径とする円である. が有限個の点の集合のとき, その最小包含円の中心はユークリッド距離の逆数を距離とする一般距離ボロノイ図(これは最遠点ボロノイ図と呼ばれる)の頂点または辺上にある.