計算の複雑さ
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【けいさんのふくざつさ (computational complexity)】
「計算の複雑さ」とは, その計算が必要とする計算資源の量を, 入力の長さに対する関数としてとらえるものである. 計算のモデルとしては, チューリング機械やRAMのモデルが使われ, 資源としては計算時間と計算に必要な領域が評価される. 一般には入力によって計算に必要な資源は変化するので, 入力の長さに関して最悪の場合を考える. 微妙な議論をしている場合以外は, 関数の多項式倍程度の差は無視する場合が多い.