「メルセンヌ・ツイスタ法」の版間の差分

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'''【 めるせんぬついすたほう(Mersenne Twister method) 】'''
 
'''【 めるせんぬついすたほう(Mersenne Twister method) 】'''
  
松本眞・西村拓二が1998年に発表した一様乱数の発生法.
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松本眞・西村拓二が1998年に発表した[[一様乱数]]の発生法.
M系列法の一種であるが,GFSR法などと比べると,
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[[M系列法]]の一種であるが,GFSR法などと比べると,
 
:①少ないメモリで,実用上は無限大とみなせるほどのきわめて長い周期を実現できる,
 
:①少ないメモリで,実用上は無限大とみなせるほどのきわめて長い周期を実現できる,
:②高次元(たとえば32ビットの精度で623次元)までの一様性を保証できる,
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:②高次元(例えば,32ビットの精度で623次元)までの一様性を保証できる,
 
:③上位ビットだけで見れば,さらに高い次元までの一様性が保証されている,
 
:③上位ビットだけで見れば,さらに高い次元までの一様性が保証されている,
 
:④C言語でプログラムを組むと,発生速度も遜色が無い,
 
:④C言語でプログラムを組むと,発生速度も遜色が無い,
 
などの特長がある.
 
などの特長がある.

2007年9月20日 (木) 09:57時点における最新版

【 めるせんぬついすたほう(Mersenne Twister method) 】

松本眞・西村拓二が1998年に発表した一様乱数の発生法. M系列法の一種であるが,GFSR法などと比べると,

①少ないメモリで,実用上は無限大とみなせるほどのきわめて長い周期を実現できる,
②高次元(例えば,32ビットの精度で623次元)までの一様性を保証できる,
③上位ビットだけで見れば,さらに高い次元までの一様性が保証されている,
④C言語でプログラムを組むと,発生速度も遜色が無い,

などの特長がある.