「アント法」の版間の差分

提供: ORWiki
ナビゲーションに移動 検索に移動
1行目: 1行目:
'''【 あんとほう(ant system, ant colony system) 】'''
+
'''【 あんとほう (ant system, ant colony system) 】'''
  
 
蟻の巣から餌までの行列のルートがフェロモンの情報によって
 
蟻の巣から餌までの行列のルートがフェロモンの情報によって

2007年9月18日 (火) 19:39時点における版

【 あんとほう (ant system, ant colony system) 】

蟻の巣から餌までの行列のルートがフェロモンの情報によって 定まるメカニズムを,最適化問題を解く手法として取り入れたもの. ルートの候補がいくつかあるとき,より短いルートの方が往復に要する 時間が短く,結果的に多くの蟻が往復できるために,そのルート上の フェロモンが他のルートより多くなり,多くの蟻がそのルートに集中する. この原理を探索の集中化(よい解の周辺を集中的に探索すること)に 応用するというアイデアに基づく.