「分散アルゴリズム」の版間の差分
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複数の計算機をネットワークで結合した計算機ネットワーク(分散環境)上で実行するアルゴリズム. 並列アルゴリズムと異なり, 分散環境では, 一般に各計算機は独立して運用され, データも各計算機に分散される. また, 各計算機は, 実時間的には, 局所的な情報しか知り得ない. なお, 計算終了までの総通信量と時間(通信ステップ数)とが評価基準. 大域的な分散環境では, 通信遅延のため, 計算機間が非同期であることを想定して分散アルゴリズムを作る必要がある. | 複数の計算機をネットワークで結合した計算機ネットワーク(分散環境)上で実行するアルゴリズム. 並列アルゴリズムと異なり, 分散環境では, 一般に各計算機は独立して運用され, データも各計算機に分散される. また, 各計算機は, 実時間的には, 局所的な情報しか知り得ない. なお, 計算終了までの総通信量と時間(通信ステップ数)とが評価基準. 大域的な分散環境では, 通信遅延のため, 計算機間が非同期であることを想定して分散アルゴリズムを作る必要がある. | ||
2007年7月17日 (火) 14:05時点における版
【ぶんさんあるごりずむ (distributed algorithm)】
複数の計算機をネットワークで結合した計算機ネットワーク(分散環境)上で実行するアルゴリズム. 並列アルゴリズムと異なり, 分散環境では, 一般に各計算機は独立して運用され, データも各計算機に分散される. また, 各計算機は, 実時間的には, 局所的な情報しか知り得ない. なお, 計算終了までの総通信量と時間(通信ステップ数)とが評価基準. 大域的な分散環境では, 通信遅延のため, 計算機間が非同期であることを想定して分散アルゴリズムを作る必要がある.