「消費者行動」の版間の差分

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'''【じょうとかのうこうよう (transferable utility)】'''
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【しょうひしゃこうどう (consumer behavior)】  
  
貨幣のように任意に分割可能な効用の媒介物が存在し, その媒介物を個人間で譲渡した場合, 譲渡した者の効用減少分と譲渡された者の効用増加分が常に一致するとき, 譲渡可能効用が存在するという.譲渡可能効用が存在するためには, 各個人の効用関数がこの媒介物に関して線形であることが必要である. 譲渡可能効用のあるゲームでは, 貨幣などの媒介物の授受による利得の調整が可能になる. これを別払いという.
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消費者行動とは, 製品の送り手や流通チャネルが採用する様々なマーケティング活動に対する消費者の反応のことである. 消費者行動分析には, 個別の消費者の反応を理解しようとするものと, 消費者全体としての反応を分析しようとするものとに分けられる. 後者で最も広く知られているのが, 新製品に対する反応の速さから消費者を5つのタイプ(イノベーター, 初期採用者, 前期大衆, 後期大衆, 採用遅滞者)に分類した新製品の普及過程モデルである.

2007年7月15日 (日) 21:34時点における版

【しょうひしゃこうどう (consumer behavior)】

消費者行動とは, 製品の送り手や流通チャネルが採用する様々なマーケティング活動に対する消費者の反応のことである. 消費者行動分析には, 個別の消費者の反応を理解しようとするものと, 消費者全体としての反応を分析しようとするものとに分けられる. 後者で最も広く知られているのが, 新製品に対する反応の速さから消費者を5つのタイプ(イノベーター, 初期採用者, 前期大衆, 後期大衆, 採用遅滞者)に分類した新製品の普及過程モデルである.