「フェンシェルの双対性」の版間の差分
ナビゲーションに移動
検索に移動
12行目: | 12行目: | ||
</center><br> | </center><br> | ||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
ここで, $<math>{}^*</math>$ は共役関数を表す. 通常は, 簡略化して目的関数を凸関数 $<math>f_1(x)</math>$ と凹関数 $<math>f_2(x)</math>$ の差で表した主問題 $<math>\min_{x}\{f_1(x)-f_2(x)\}</math>$ に対して, $<math>\max_{y}\{f_{2}^{*}(y)-f_{1}^{*}(y)\}</math>$ をフェンシェルの双対問題と呼び, その双対性を指す. | ここで, $<math>{}^*</math>$ は共役関数を表す. 通常は, 簡略化して目的関数を凸関数 $<math>f_1(x)</math>$ と凹関数 $<math>f_2(x)</math>$ の差で表した主問題 $<math>\min_{x}\{f_1(x)-f_2(x)\}</math>$ に対して, $<math>\max_{y}\{f_{2}^{*}(y)-f_{1}^{*}(y)\}</math>$ をフェンシェルの双対問題と呼び, その双対性を指す. |
2007年7月13日 (金) 15:54時点における版
【ふぇんしぇるのそうついせい (Fenchel duality)】
2つの下半連続な真凸関数 $$ と $$, および $$, $$, $$ に対して, 次の問題のペアに対して成立する双対性のこと.
ここで, $$ は共役関数を表す. 通常は, 簡略化して目的関数を凸関数 $$ と凹関数 $$ の差で表した主問題 $$ に対して, $$ をフェンシェルの双対問題と呼び, その双対性を指す.