「再生定理」の版間の差分
ナビゲーションに移動
検索に移動
(新しいページ: ''''【さいせいていり (renewal theorem)】''' 事象の平均生起間隔が$\mu$の再生過程における再生関数を$m(t)$で表すと, 生起間隔分布が格...') |
|||
1行目: | 1行目: | ||
'''【さいせいていり (renewal theorem)】''' | '''【さいせいていり (renewal theorem)】''' | ||
− | 事象の平均生起間隔が | + | 事象の平均生起間隔が <math>\mu \,</math>の再生過程における再生関数を <math>m(t) \,</math>で表すと, 生起間隔分布が格子型でない場合は, |
− | + | <math> | |
\lim_{t\rightarrow\infty} \frac{m(t+h)-m(t)}{h} = \frac{1}{\mu}, | \lim_{t\rightarrow\infty} \frac{m(t+h)-m(t)}{h} = \frac{1}{\mu}, | ||
− | \ | + | \,</math> |
また, 生起間隔分布が格子間隔$\delta$の格子型分布の場合には | また, 生起間隔分布が格子間隔$\delta$の格子型分布の場合には | ||
− | + | <math> | |
\lim_{n\rightarrow\infty} \frac{m((n+1)\delta)-m(n\delta)}{\delta} = \frac{1}{\mu} | \lim_{n\rightarrow\infty} \frac{m((n+1)\delta)-m(n\delta)}{\delta} = \frac{1}{\mu} | ||
− | \ | + | \,</math> |
がそれぞれ成立する. これらを再生定理と呼ぶ. | がそれぞれ成立する. これらを再生定理と呼ぶ. |
2007年7月12日 (木) 23:38時点における版
【さいせいていり (renewal theorem)】
事象の平均生起間隔が の再生過程における再生関数を で表すと, 生起間隔分布が格子型でない場合は,
また, 生起間隔分布が格子間隔$\delta$の格子型分布の場合には
がそれぞれ成立する. これらを再生定理と呼ぶ.