「規模の効率性」の版間の差分

提供: ORWiki
ナビゲーションに移動 検索に移動
(新しいページ: ''''【きぼのこうりつせい (scale efficiency)】''' BCCモデルはCCRモデルよりも制約が多いため生産可能集合が狭められて着目DMU $J$の効率...')
 
1行目: 1行目:
 
'''【きぼのこうりつせい (scale efficiency)】'''
 
'''【きぼのこうりつせい (scale efficiency)】'''
  
BCCモデルはCCRモデルよりも制約が多いため生産可能集合が狭められて着目DMU $J$の効率値$\theta_J$ (BCC)はCCRモデルの効率値$\theta_J$ (CCR)以上になる. そこで$\theta_J$ (CCR)を全体効率性, $\theta_J$ (BCC)を技術効率性と考え, その差異は規模の効率性によるものと考えると, 規模の効率性$=$全体効率性$\theta_J$ (CCR) / 技術効率性$\theta_J$ (BCC)と捉えることができる. すなわち, 規模の効率性は最も生産的な規模にどの程度近いかを表す指標である.
+
BCCモデルはCCRモデルよりも制約が多いため生産可能集合が狭められて着目DMU <math>J\,</math>の効率値<math>\theta_J\,</math> (BCC)はCCRモデルの効率値<math>\theta_J\,</math> (CCR)以上になる. そこで<math>\theta_J\,</math> (CCR)を全体効率性, <math>\theta_J\,</math> (BCC)を技術効率性と考え, その差異は規模の効率性によるものと考えると, 規模の効率性<math>=\,</math>全体効率性<math>\theta_J\,</math> (CCR) / 技術効率性<math>\theta_J\,</math> (BCC)と捉えることができる. すなわち, 規模の効率性は最も生産的な規模にどの程度近いかを表す指標である.

2007年7月12日 (木) 01:23時点における版

【きぼのこうりつせい (scale efficiency)】

BCCモデルはCCRモデルよりも制約が多いため生産可能集合が狭められて着目DMU の効率値 (BCC)はCCRモデルの効率値 (CCR)以上になる. そこで (CCR)を全体効率性, (BCC)を技術効率性と考え, その差異は規模の効率性によるものと考えると, 規模の効率性全体効率性 (CCR) / 技術効率性 (BCC)と捉えることができる. すなわち, 規模の効率性は最も生産的な規模にどの程度近いかを表す指標である.