「領域限定法」の版間の差分

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'''【りょういきげんていほう (assurance region method)】'''
 
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DEAでは評価対象DMUにとって最も有利な乗数$v_i$(入力項目$i$のウェイト), $u_r$(出力項目$r$のウェイト)を採用するためしばしばその値が零になることがある. 零になった項目は実質的にはその項目を無視したことになる. そこで乗数の存在領域に制約を課す領域限定法が提案された. 例えば入力の第1項目と第 $i$ 項目との間に\{ $l_{1i}\leq v_i/v_1 \leq u_{li}$\}のような下限値$l_{1i}$, 上限値$u_{li}$を主観的に, あるいは他DMUを参考にして客観的に設定することが考えられる.
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DEAでは評価対象DMUにとって最も有利な乗数<math>v_i\,</math>(入力項目<math>i\,</math>のウェイト), <math>u_r\,</math>(出力項目<math>r\,</math>のウェイト)を採用するためしばしばその値が零になることがある. 零になった項目は実質的にはその項目を無視したことになる. そこで乗数の存在領域に制約を課す領域限定法が提案された. 例えば入力の第1項目と第 <math>i\,</math> 項目との間に\{ <math>l_{1i}\leq v_i/v_1 \leq u_{li}\,</math>\}のような下限値<math>l_{1i}\,</math>, 上限値<math>u_{li}\,</math>を主観的に, あるいは他DMUを参考にして客観的に設定することが考えられる.

2007年7月11日 (水) 14:23時点における版

【りょういきげんていほう (assurance region method)】

DEAでは評価対象DMUにとって最も有利な乗数(入力項目のウェイト), (出力項目のウェイト)を採用するためしばしばその値が零になることがある. 零になった項目は実質的にはその項目を無視したことになる. そこで乗数の存在領域に制約を課す領域限定法が提案された. 例えば入力の第1項目と第 項目との間に\{ \}のような下限値, 上限値を主観的に, あるいは他DMUを参考にして客観的に設定することが考えられる.