「K-d木」の版間の差分

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与えられた点集合に基づいて <math>k \,</math>次元の空間の領域分割を表現するデータ構造である. 根に全体領域が対応し, その左右の子には第1座標に注目して左右に二等分された点集合の領域が対応する. 次に分割された左(右)点集合領域を第2座標に基づいて上下に二等分しそれぞれ左(右)の子の左右の子に対応させる. 以下同様に分割し, 領域に点が1個になったら分割を終了する. この分割法を表現したものが <math>k \,</math>-<math>d \,</math>木である.
 
与えられた点集合に基づいて <math>k \,</math>次元の空間の領域分割を表現するデータ構造である. 根に全体領域が対応し, その左右の子には第1座標に注目して左右に二等分された点集合の領域が対応する. 次に分割された左(右)点集合領域を第2座標に基づいて上下に二等分しそれぞれ左(右)の子の左右の子に対応させる. 以下同様に分割し, 領域に点が1個になったら分割を終了する. この分割法を表現したものが <math>k \,</math>-<math>d \,</math>木である.
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[[Category:計算幾何|けいでぃーき]]

2008年11月5日 (水) 16:40時点における最新版

【けいでぃーき ( tree)】

与えられた点集合に基づいて 次元の空間の領域分割を表現するデータ構造である. 根に全体領域が対応し, その左右の子には第1座標に注目して左右に二等分された点集合の領域が対応する. 次に分割された左(右)点集合領域を第2座標に基づいて上下に二等分しそれぞれ左(右)の子の左右の子に対応させる. 以下同様に分割し, 領域に点が1個になったら分割を終了する. この分割法を表現したものが -木である.