「MRP」の版間の差分

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独立需要品目に対する[[基準生産計画]]と[[部品表]]に基づいて,
 
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必要となる部品量を計算し,各品目の在庫量からその発注・生産指示を決定している.
 
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さらに会計, 財務機能等が追加され, 生産・販売管理と統合化されたMRPが, [[MRP II]] (製造資源計画) と呼ばれている.

2008年8月6日 (水) 14:21時点における版

【 えむあーるぴー (MRP (material requirements planning)) 】

MRP(資材所要量計画)は,1960年代から米国で開発されてきた生産管理方式であり, 対象となる品目を独立需要品目と従属需要品目に区分し, 生産活動のすべてをタイムバケット(time bucket)と呼ばれる時間区間に対して計画し, そのタイムバケット内に行われるように管理する. 独立需要品目に対する基準生産計画部品表に基づいて, 必要となる部品量を計算し,各品目の在庫量からその発注・生産指示を決定している.

さらに会計, 財務機能等が追加され, 生産・販売管理と統合化されたMRPが, MRP II (製造資源計画) と呼ばれている.