「整合性」の版間の差分

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'''【 せいごうせい (consistency index) 】'''
 
'''【 せいごうせい (consistency index) 】'''
  
AHPにおいて,
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[[AHP]]において,
評価者が一対比較した行列<math>(a_{ij})</math>がどれだけ<math>w_i/w_j</math>に
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評価者が[[一対比較]]した行列<math>(a_{ij})</math>がどれだけ<math>w_i/w_j</math>に
 
近いかを示す指標である.
 
近いかを示す指標である.
 
この指標としては,
 
この指標としては,
一対比較行列の各要素が<math>w_i/w_j</math>となっていれば,
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[[一対比較行列]]の各要素が<math>w_i/w_j</math>となっていれば,
 
その最大固有値<math>\lambda_{\max}</math>が<math>n</math>(行列の次数)になることを利用した
 
その最大固有値<math>\lambda_{\max}</math>が<math>n</math>(行列の次数)になることを利用した
 
サーティの整合性C.I.<math>=(\lambda_{\max} - n)/(n-1)</math>を使用するのが一般的である.
 
サーティの整合性C.I.<math>=(\lambda_{\max} - n)/(n-1)</math>を使用するのが一般的である.

2007年9月20日 (木) 20:05時点における最新版

【 せいごうせい (consistency index) 】

AHPにおいて, 評価者が一対比較した行列がどれだけに 近いかを示す指標である. この指標としては, 一対比較行列の各要素がとなっていれば, その最大固有値(行列の次数)になることを利用した サーティの整合性C.I.を使用するのが一般的である.