「追証分析」の版間の差分

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代替案AとBに関する分析において, AがBより優れているという結果が出たが,この結果が不確定な要因に依存している場合,分析者は不確定な要因の変化に対して分析結果が依然妥当するかどうかを分析する.その際, 代替案Aについて, 不確定な要因の値を代替案Bよりも, わざと,不利に定めて, 追証的に分析してみて,依然Aが優れているという結果が得られたなら,はじめの分析結果が裏付けられたことになる. これが追証分析である.
 
代替案AとBに関する分析において, AがBより優れているという結果が出たが,この結果が不確定な要因に依存している場合,分析者は不確定な要因の変化に対して分析結果が依然妥当するかどうかを分析する.その際, 代替案Aについて, 不確定な要因の値を代替案Bよりも, わざと,不利に定めて, 追証的に分析してみて,依然Aが優れているという結果が得られたなら,はじめの分析結果が裏付けられたことになる. これが追証分析である.
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[[category:システム分析・意思決定支援・特許|ついしょうぶんせき]]

2008年11月13日 (木) 12:26時点における最新版

【ついしょうぶんせき (a fortiori analysis)】

代替案AとBに関する分析において, AがBより優れているという結果が出たが,この結果が不確定な要因に依存している場合,分析者は不確定な要因の変化に対して分析結果が依然妥当するかどうかを分析する.その際, 代替案Aについて, 不確定な要因の値を代替案Bよりも, わざと,不利に定めて, 追証的に分析してみて,依然Aが優れているという結果が得られたなら,はじめの分析結果が裏付けられたことになる. これが追証分析である.