「状態劣化システム」の版間の差分

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システムの状態を動作状態と故障状態の2つだけでなく, 故障状態に至るまでの中間状態も考慮する. 一般に, 状態は機能の劣化の程度や損傷量などによって分類され, 観測された状態を見て保全を行うかどうかを決定する. すなわち, システムを定期的に観測し, 取替え (修理) を行うかまたはそのまま動作させ次の観測まで待つ, の2つの行動のどちらかを採用する. これは点検を伴う状態監視保全の1種である.
 
システムの状態を動作状態と故障状態の2つだけでなく, 故障状態に至るまでの中間状態も考慮する. 一般に, 状態は機能の劣化の程度や損傷量などによって分類され, 観測された状態を見て保全を行うかどうかを決定する. すなわち, システムを定期的に観測し, 取替え (修理) を行うかまたはそのまま動作させ次の観測まで待つ, の2つの行動のどちらかを採用する. これは点検を伴う状態監視保全の1種である.
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[[category:信頼性・保全性|じょうたいれっかしすてむ]]

2008年11月9日 (日) 18:58時点における最新版

【じょうたいれっかしすてむ (state deterioration system)】

システムの状態を動作状態と故障状態の2つだけでなく, 故障状態に至るまでの中間状態も考慮する. 一般に, 状態は機能の劣化の程度や損傷量などによって分類され, 観測された状態を見て保全を行うかどうかを決定する. すなわち, システムを定期的に観測し, 取替え (修理) を行うかまたはそのまま動作させ次の観測まで待つ, の2つの行動のどちらかを採用する. これは点検を伴う状態監視保全の1種である.