「リンドレーの方程式」の版間の差分
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− | 客の到着が再生過程にしたがう GI/G/1 モデルにおいて, 到着間隔分布とサービス時間分布をそれぞれ <math>F(t)\,</math>, <math>H(t)\,</math> と表すとき, 先着順サービスでの待ち時間の定常分布 <math>W(t)\,</math> に関する次の積分方程式をリンドレーの方程式という. | + | 客の到着が再生過程にしたがう GI/G/1 モデルにおいて, 到着間隔分布とサービス時間分布をそれぞれ <math>F(t)\,</math>, <math>H(t)\,</math> と表すとき, 先着順サービスでの待ち時間の定常分布 <math>W(t)\,</math> に関する次の積分方程式をリンドレーの方程式という. ただし, <math>C(t)\,</math> は"サービス時間<math>-\,</math>到着間隔"を表す分布関数である. |
− | + | <table align="center"> | |
− | W(t) = \left\{ | + | <tr> |
− | \begin{array}{ | + | <td rowspan="2"><math>W(t) = |
− | \ | + | \left\{ |
+ | \begin{array}{l} | ||
+ | \\ | ||
+ | \\ | ||
+ | \\ | ||
\\ | \\ | ||
− | |||
\end{array} | \end{array} | ||
− | \right. | + | \right. \, </math></td> |
− | \ | + | <td><math>\int^{\infty}_{0-} C(t-x) \mbox{d} W(x) \, </math></td> |
+ | <td><math>(t \geq 0) \,</math></td> | ||
+ | </tr> | ||
+ | <tr> | ||
+ | <td><math>0 \, </math></td> | ||
+ | <td><math>(t < 0) \, </math></td> | ||
+ | </tr> | ||
+ | </table> | ||
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− | である. | + | ただし, <math>\textstyle C(t)=\int^{\infty}_{x=0} H(t+x) \mathrm {d}F(x)\ \ \ -\infty < t < +\infty \,</math>である. |
2007年7月17日 (火) 16:33時点における版
【りんどれーのほうていしき (Lindley's equation)】
客の到着が再生過程にしたがう GI/G/1 モデルにおいて, 到着間隔分布とサービス時間分布をそれぞれ , と表すとき, 先着順サービスでの待ち時間の定常分布 に関する次の積分方程式をリンドレーの方程式という. ただし, は"サービス時間到着間隔"を表す分布関数である.
ただし, である.