「整数多面体」の版間の差分

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'''【せいすうためんたい (integral polyhedron)】'''
 
'''【せいすうためんたい (integral polyhedron)】'''
  
凸多面体 <math>P=\{\mathbf{x} \mid \mathbf{A} \mathbf{x} \leq b\} \,</math> において, <math>P_I \,</math> を, 凸多面体 <math>P \,</math> に含まれる整数ベクトルの集合の凸包とする. このとき <math> P = P_I  \,</math> となる <math>P \,</math> を整数多面体という. 任意のコストベクトル <math>\mathbf{c} \,</math> に対する整数多面体 <math>P = P_I \,</math> 上での整数計画問題は<math>P \,</math> 上での線形計画問題として解くことができる.
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凸多面体 <math>P=\{\boldsymbol{x} \mid \boldsymbol{A} \boldsymbol{x} \leq b\} \,</math> において, <math>P_I \,</math> を, 凸多面体 <math>P \,</math> に含まれる整数ベクトルの集合の凸包とする. このとき <math> P = P_I  \,</math> となる <math>P \,</math> を整数多面体という. 任意のコストベクトル <math>\boldsymbol{c} \,</math> に対する整数多面体 <math>P = P_I \,</math> 上での整数計画問題は<math>P \,</math> 上での線形計画問題として解くことができる.

2007年7月17日 (火) 14:37時点における版

【せいすうためんたい (integral polyhedron)】

凸多面体 において, を, 凸多面体 に含まれる整数ベクトルの集合の凸包とする. このとき となる を整数多面体という. 任意のコストベクトル に対する整数多面体 上での整数計画問題は 上での線形計画問題として解くことができる.