「特許」の版間の差分

提供: ORWiki
ナビゲーションに移動 検索に移動
1行目: 1行目:
【とっきょ (patent)】
+
'''【とっきょ (patent)】'''
  
 
自然法則を利用した技術的思想の高度な創作である"発明"に対して与えられる排他的権利のこと. この制度は1883年のパリ条約によって制定され, 我が国でも1899年以来の歴史をもつ. この制度の下では, 同一の技術に対する重複投資が行われるのを防ぐために, 発明者に発明の内容を公開してもらい, その代償として申請から20年にわたって独占的使用権が与えられる. なお特許を受けるためには, 新規性, 進歩性, 有用性などの条件が必要とされる.
 
自然法則を利用した技術的思想の高度な創作である"発明"に対して与えられる排他的権利のこと. この制度は1883年のパリ条約によって制定され, 我が国でも1899年以来の歴史をもつ. この制度の下では, 同一の技術に対する重複投資が行われるのを防ぐために, 発明者に発明の内容を公開してもらい, その代償として申請から20年にわたって独占的使用権が与えられる. なお特許を受けるためには, 新規性, 進歩性, 有用性などの条件が必要とされる.

2007年7月17日 (火) 16:38時点における版

【とっきょ (patent)】

自然法則を利用した技術的思想の高度な創作である"発明"に対して与えられる排他的権利のこと. この制度は1883年のパリ条約によって制定され, 我が国でも1899年以来の歴史をもつ. この制度の下では, 同一の技術に対する重複投資が行われるのを防ぐために, 発明者に発明の内容を公開してもらい, その代償として申請から20年にわたって独占的使用権が与えられる. なお特許を受けるためには, 新規性, 進歩性, 有用性などの条件が必要とされる.