「弱定常過程」の版間の差分
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− | 確率過程 | + | 確率過程 <math>\{ X(t) \}\,</math> が, <math>\mathrm{E}(X^2(t))<\infty\,</math> を満たし, さらに |
− | (1) | + | (1) <math>\mathrm{E}(X(t))=m\,</math> (<math>t\,</math>に無関係に一定値), |
− | (2) 任意の2時点 | + | (2) 任意の2時点 <math>s, t\,</math> に対して <math>X(s)\,</math> と <math>X(t)\,</math> の共分散 <math>\mathrm{E}((X(s)-m)(X(t)-m))\,</math>が <math>t-s\,</math> だけで決まる, |
− | という性質をもつとき, | + | という性質をもつとき, <math>\{ X(t) \}\,</math>を弱定常過程と呼ぶ. |
2007年7月12日 (木) 22:24時点における版
【じゃくていじょうかてい (weakly stationary process)】
確率過程 が, を満たし, さらに (1) (に無関係に一定値), (2) 任意の2時点 に対して と の共分散 が だけで決まる, という性質をもつとき, を弱定常過程と呼ぶ.