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【こうしょうげーむ (bargaining game) 】
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'''【こうしょうげーむ (bargaining game) 】'''
  
 
交渉ゲームとは, 労使間交渉のように, 複数の当事者が協力の条件を協議する状況のゲームである. ナッシュ(J.F. Nash)は2人交渉ゲームを2人交渉問題として定式化し, 公理的方法によりナッシュ解と呼ばれる交渉解を導出した. また, 非協力ゲームによる交渉過程の分析としては, ルビンシュタイン(A. Rubinstein)の交互オファーゲームがあり, このゲームは, ナッシュ解の妥結点を部分ゲーム完全均衡として実現する. 多人数交渉ゲームの研究も進展している.
 
交渉ゲームとは, 労使間交渉のように, 複数の当事者が協力の条件を協議する状況のゲームである. ナッシュ(J.F. Nash)は2人交渉ゲームを2人交渉問題として定式化し, 公理的方法によりナッシュ解と呼ばれる交渉解を導出した. また, 非協力ゲームによる交渉過程の分析としては, ルビンシュタイン(A. Rubinstein)の交互オファーゲームがあり, このゲームは, ナッシュ解の妥結点を部分ゲーム完全均衡として実現する. 多人数交渉ゲームの研究も進展している.

2007年7月16日 (月) 16:01時点における版

【こうしょうげーむ (bargaining game) 】

交渉ゲームとは, 労使間交渉のように, 複数の当事者が協力の条件を協議する状況のゲームである. ナッシュ(J.F. Nash)は2人交渉ゲームを2人交渉問題として定式化し, 公理的方法によりナッシュ解と呼ばれる交渉解を導出した. また, 非協力ゲームによる交渉過程の分析としては, ルビンシュタイン(A. Rubinstein)の交互オファーゲームがあり, このゲームは, ナッシュ解の妥結点を部分ゲーム完全均衡として実現する. 多人数交渉ゲームの研究も進展している.