「最適努力配分の加法性」の版間の差分

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静止目標物探索において成立する次の性質のことである.探索努力の最適配分は,その探策努力を任意に二分割したときの,一方の努力の最適配分と,その最適配分による探索で目標物が発見できなかったとの条件のもとでの,残りの努力の最適配分との和である.この加法性から,探索努力の最適逐次投入も最適一括投入も同じ結果となる.
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[[category:探索理論|さいてきどりょくはいぶんのかほうせい]]

2008年11月9日 (日) 18:02時点における最新版

【 さいてきどりょくはいぶんのかほうせい (additivity of optimal effort allocation) 】

静止目標物探索において成立する次の性質のことである. 探索努力の最適配分は, その探策努力を任意に2分割したときの, 一方の努力の最適配分と, その最適配分による探索で目標物が発見できなかったとの条件のもとでの, 残りの努力の最適配分との和である. この加法性から, 探索努力の最適逐次投入も最適一括投入も同じ結果となる.