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ある形質について、集団中で大多数を占める形質を野生型という。DNAや染色体の変化などによって突然変異は生じ、それによって集団の野生型とは異なる形質の個体が生じた時、それを突然変異型といい、始めは少数派である。野生型に比べて突然変異型の適応度が高く、それが遺伝子型であれば自然選択によって進化するが,低ければ、野生型の占める集団へ突然変異型は進化的に侵入出来ず、集団中の形質は変化しない。
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集団中の形質は変化しない.

2007年9月20日 (木) 15:14時点における最新版

【 やせいがた (wild type) 】

ある形質について, 集団中で大多数を占める形質を野生型という. DNAや染色体の変化などによって突然変異は生じ, それによって集団の野生型とは異なる形質の個体が生じたとき, それを突然変異型といい, 始めは少数派である. 野生型に比べて突然変異型の適応度が高く, それが遺伝子型であれば自然選択によって進化するが, 低ければ, 野生型の占める集団へ突然変異型は進化的に侵入できず, 集団中の形質は変化しない.