「冗長性」の版間の差分

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冗長性の定義は, 日本工業規格 JIS Z 8115 信頼性用語で「規定の機能を遂行するための要素または手段を余分に付加し, その一部が故障しても全体としては故障とならない性質」と与えられている. 代表的な冗長性としては, 複数のアイテムによってバックアップを実行する待機冗長や, アイテムを多重化してシステム機能を段階的に低下させる優美縮退冗長, 複数の同一アイテムから得られる結果を比較評価する多数決冗長などがある.
 
冗長性の定義は, 日本工業規格 JIS Z 8115 信頼性用語で「規定の機能を遂行するための要素または手段を余分に付加し, その一部が故障しても全体としては故障とならない性質」と与えられている. 代表的な冗長性としては, 複数のアイテムによってバックアップを実行する待機冗長や, アイテムを多重化してシステム機能を段階的に低下させる優美縮退冗長, 複数の同一アイテムから得られる結果を比較評価する多数決冗長などがある.
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[[category:信頼性・保全性|じょうちょうせい]]

2008年11月9日 (日) 18:58時点における最新版

【じょうちょうせい (redundancy)】

冗長性の定義は, 日本工業規格 JIS Z 8115 信頼性用語で「規定の機能を遂行するための要素または手段を余分に付加し, その一部が故障しても全体としては故障とならない性質」と与えられている. 代表的な冗長性としては, 複数のアイテムによってバックアップを実行する待機冗長や, アイテムを多重化してシステム機能を段階的に低下させる優美縮退冗長, 複数の同一アイテムから得られる結果を比較評価する多数決冗長などがある.