「重み最小三角形分割」の版間の差分

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三角形分割の辺長の総和を最小にするものを, 重み最小三角形分割と呼ぶ. この問題の計算量クラスについてはまだよくわかっていない. 2次元の場合実用的に大規模な問題が解けるLMT--スケルトン法などが知られている. 点集合が凸 <math>n \,</math>角形の頂点集合の場合, 重み最小問題は動的計画法によって<math>{\rm O}(n^3) \,</math>時間で解ける. 整数計画によるアプローチもある.
 
三角形分割の辺長の総和を最小にするものを, 重み最小三角形分割と呼ぶ. この問題の計算量クラスについてはまだよくわかっていない. 2次元の場合実用的に大規模な問題が解けるLMT--スケルトン法などが知られている. 点集合が凸 <math>n \,</math>角形の頂点集合の場合, 重み最小問題は動的計画法によって<math>{\rm O}(n^3) \,</math>時間で解ける. 整数計画によるアプローチもある.
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[[Category:計算幾何|おもみさいしょうさんかくけいぶんかつ]]

2008年11月7日 (金) 14:47時点における最新版

【おもみさいしょうさんかくけいぶんかつ (minimum-weight triangulation)】

三角形分割の辺長の総和を最小にするものを, 重み最小三角形分割と呼ぶ. この問題の計算量クラスについてはまだよくわかっていない. 2次元の場合実用的に大規模な問題が解けるLMT--スケルトン法などが知られている. 点集合が凸 角形の頂点集合の場合, 重み最小問題は動的計画法によって時間で解ける. 整数計画によるアプローチもある.