「信頼度」の版間の差分

提供: ORWiki
ナビゲーションに移動 検索に移動
 
(他の1人の利用者による、間の1版が非表示)
1行目: 1行目:
 
'''【しんらいど (reliability)】'''
 
'''【しんらいど (reliability)】'''
  
信頼度の定義は日本工業規格JIS Z 8115信頼性用語により定量的に次のように与えられる. 「アイテムが与えられた条件で規定の期間中, 要求された機能を果たす確率」.寿命時間が連続型確率変数のときに, その信頼度 <math>R(t) \,</math> <math>(t \geq 0) \,</math> は確率密度関数を <math>f(t) \,</math> とすると, 時刻 <math>t\,</math> で故障していない, すなわち動作している確率となるので, <math>R(t) = \int_t^\infty f(x) {\rm d}x\,</math>となる <math>(R(0) = 1 \,, R(\infty) = 0) \,</math>. また, 故障率を <math>\lambda (t) \,</math> <math>(t \geq 0) \,</math> とすると, <math>R(t) = \exp\left[-\int_0^t \lambda (x) {\rm d}x\right]\,</math>となる.
+
信頼度の定義は日本工業規格JIS Z 8115信頼性用語により定量的に次のように与えられる. 「アイテムが与えられた条件で規定の期間中, 要求された機能を果たす確率」.寿命時間が連続型確率変数のときに, その信頼度 <math>R(t) \,</math> <math>(t \geq 0) \,</math> は確率密度関数を <math>f(t) \,</math> とすると, 時刻 <math>t\,</math> で故障していない, すなわち動作している確率となるので, <math>\textstyle R(t) = \int_t^\infty f(x) {\rm d}x\,</math>となる <math>(R(0) = 1 \,, R(\infty) = 0) \,</math>. また, 故障率を <math>\lambda (t) \,</math> <math>(t \geq 0) \,</math> とすると, <math>\textstyle R(t) = \exp\left[-\int_0^t \lambda (x) {\rm d}x\right]\,</math>となる.
 +
 
 +
[[category:確率と確率過程|しんらいど]]
 +
 
 +
[[category:信頼性・保全性|しんらいど]]

2008年11月9日 (日) 19:10時点における最新版

【しんらいど (reliability)】

信頼度の定義は日本工業規格JIS Z 8115信頼性用語により定量的に次のように与えられる. 「アイテムが与えられた条件で規定の期間中, 要求された機能を果たす確率」.寿命時間が連続型確率変数のときに, その信頼度 は確率密度関数を とすると, 時刻 で故障していない, すなわち動作している確率となるので, となる . また, 故障率を とすると, となる.