「フェイルセーフ」の版間の差分

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アイテムに故障が生じるとき, その機能は失われても, 安全性が保持されるように配慮する設計思想. 信頼性設計の際に考慮すべき重要な概念の1つ.危険性を伴う機械, 輸送機関, 原子力プラント等, それらの故障が安全性に重大な影響を及ぼす可能性のある設備・装置は多い. このような設備・装置においては, 故障をしても危険な方向に故障しないよう, 設計段階で工夫することが肝要である. このような配慮のもとでの設計をフェイルセーフ設計という.
 
アイテムに故障が生じるとき, その機能は失われても, 安全性が保持されるように配慮する設計思想. 信頼性設計の際に考慮すべき重要な概念の1つ.危険性を伴う機械, 輸送機関, 原子力プラント等, それらの故障が安全性に重大な影響を及ぼす可能性のある設備・装置は多い. このような設備・装置においては, 故障をしても危険な方向に故障しないよう, 設計段階で工夫することが肝要である. このような配慮のもとでの設計をフェイルセーフ設計という.
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[[category:信頼性・保全性|ふぇいるせーふ]]

2008年11月13日 (木) 15:32時点における最新版

【ふぇいるせーふ (fail-safe)】

アイテムに故障が生じるとき, その機能は失われても, 安全性が保持されるように配慮する設計思想. 信頼性設計の際に考慮すべき重要な概念の1つ.危険性を伴う機械, 輸送機関, 原子力プラント等, それらの故障が安全性に重大な影響を及ぼす可能性のある設備・装置は多い. このような設備・装置においては, 故障をしても危険な方向に故障しないよう, 設計段階で工夫することが肝要である. このような配慮のもとでの設計をフェイルセーフ設計という.