「社内振替価格」の版間の差分

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企業内に価格メカニズムを導入するために, 各事業部間の社内取引に設けられる価格のことである. 振替価格の設定目的は, (1)各事業部の利益追求行動を全体的最適へと導くため, (2)事業部の公平な業績評価を可能にするため, である.振替価格は目的によって異なり, 決定基準として, 原価プラス適正利潤による場合と, 競争市価による場合がある. 振替価格を本社が管理する管理価格方式と,関係事業部間の交渉によって決める交渉価格方式がある.
 
企業内に価格メカニズムを導入するために, 各事業部間の社内取引に設けられる価格のことである. 振替価格の設定目的は, (1)各事業部の利益追求行動を全体的最適へと導くため, (2)事業部の公平な業績評価を可能にするため, である.振替価格は目的によって異なり, 決定基準として, 原価プラス適正利潤による場合と, 競争市価による場合がある. 振替価格を本社が管理する管理価格方式と,関係事業部間の交渉によって決める交渉価格方式がある.
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[[category:経営・経済性工学|しゃないふりかえかかく]]

2008年11月9日 (日) 18:37時点における最新版

【しゃないふりかえかかく (intra-company transfer price)】

企業内に価格メカニズムを導入するために, 各事業部間の社内取引に設けられる価格のことである. 振替価格の設定目的は, (1)各事業部の利益追求行動を全体的最適へと導くため, (2)事業部の公平な業績評価を可能にするため, である.振替価格は目的によって異なり, 決定基準として, 原価プラス適正利潤による場合と, 競争市価による場合がある. 振替価格を本社が管理する管理価格方式と,関係事業部間の交渉によって決める交渉価格方式がある.