「最短最長ルート問題」の版間の差分

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いわゆる最短ルート問題ではルート上の数値の総和を動的計画法によって最小にしている. しかし, 負値を許した数値の積(負値乗法型)で評価するときなどは, 単に最短部分ルート問題だけを考えるだけでは, いわゆる再帰式は成立しない. このとき, 最長部分ルート問題までも考慮した問題を最短最長ルート問題という. これは両的計画法による両帰式で解ける.
 
いわゆる最短ルート問題ではルート上の数値の総和を動的計画法によって最小にしている. しかし, 負値を許した数値の積(負値乗法型)で評価するときなどは, 単に最短部分ルート問題だけを考えるだけでは, いわゆる再帰式は成立しない. このとき, 最長部分ルート問題までも考慮した問題を最短最長ルート問題という. これは両的計画法による両帰式で解ける.
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[[Category:動的・確率・多目的計画|さいたんさいちょうるーともんだい]]

2008年11月9日 (日) 17:58時点における最新版

【さいたんさいちょうるーともんだい (shortest-longest route problem)】

いわゆる最短ルート問題ではルート上の数値の総和を動的計画法によって最小にしている. しかし, 負値を許した数値の積(負値乗法型)で評価するときなどは, 単に最短部分ルート問題だけを考えるだけでは, いわゆる再帰式は成立しない. このとき, 最長部分ルート問題までも考慮した問題を最短最長ルート問題という. これは両的計画法による両帰式で解ける.