「確率打点法」の版間の差分

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<math>n \,</math> 個の故障時間を小さいものから大きさの順に並べ替えた順序統計量 <math>t_1 \leq \cdots \leq t_n \,</math> に対する分布関数 <math>F(t_i)  \,</math> の分布は総データ数 <math>n \,</math> とその故障順位 <math>i\,(=1, \cdots, n) \,</math> のみによって決まる. <math>F(t_i) \,</math> の推定値としては <math>F(t_i)=(i-0.3)/(n+0.4) \,</math>, <math>F(t_i)=i/(n+1) \,</math> などを用い, <math>({t_i, F_i}) \,</math> の対のデータをあらかじめその分布型に基づき直線となるように変換した確率紙に打点し検討を行う. ランダム打切データに対しては累積ハザード法などが用いられている.
 
<math>n \,</math> 個の故障時間を小さいものから大きさの順に並べ替えた順序統計量 <math>t_1 \leq \cdots \leq t_n \,</math> に対する分布関数 <math>F(t_i)  \,</math> の分布は総データ数 <math>n \,</math> とその故障順位 <math>i\,(=1, \cdots, n) \,</math> のみによって決まる. <math>F(t_i) \,</math> の推定値としては <math>F(t_i)=(i-0.3)/(n+0.4) \,</math>, <math>F(t_i)=i/(n+1) \,</math> などを用い, <math>({t_i, F_i}) \,</math> の対のデータをあらかじめその分布型に基づき直線となるように変換した確率紙に打点し検討を行う. ランダム打切データに対しては累積ハザード法などが用いられている.
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[[category:信頼性・保全性|かくりつだてんほう]]

2008年11月7日 (金) 15:14時点における最新版

【かくりつだてんほう (probability plotting method)】


個の故障時間を小さいものから大きさの順に並べ替えた順序統計量 に対する分布関数 の分布は総データ数 とその故障順位 のみによって決まる. の推定値としては , などを用い, の対のデータをあらかじめその分布型に基づき直線となるように変換した確率紙に打点し検討を行う. ランダム打切データに対しては累積ハザード法などが用いられている.