「対称型サービス規律」の版間の差分

提供: ORWiki
ナビゲーションに移動 検索に移動
1行目: 1行目:
 
'''【 たいしょうがたさーびすきりつ (symmetric service discipline) 】'''
 
'''【 たいしょうがたさーびすきりつ (symmetric service discipline) 】'''
  
待ち行列内の客の位置を区別したとき,
+
待ち行列内の[[客]]の位置を区別したとき,
 
到着した客が各位置へ割り付けられる確率と,
 
到着した客が各位置へ割り付けられる確率と,
 
その位置で客が受けるサービスの割合が比例するとき,
 
その位置で客が受けるサービスの割合が比例するとき,
そのサービス規律を対称型と呼ぶ.
+
その[[サービス規律]]を対称型と呼ぶ.
 
例としてプロセッサシェアリング,無限サーバ,後着順割込継続型などがある.
 
例としてプロセッサシェアリング,無限サーバ,後着順割込継続型などがある.
 
対称型サービスでは,
 
対称型サービスでは,
 
客がサービスノードに到着してから退去するまでの
 
客がサービスノードに到着してから退去するまでの
 
平均応答時間がその客のサービス要求量に比例する.
 
平均応答時間がその客のサービス要求量に比例する.
積形式ネットワークで典型的なサービス規律である.
+
[[積形式ネットワーク]]で典型的なサービス規律である.

2007年9月20日 (木) 20:21時点における版

【 たいしょうがたさーびすきりつ (symmetric service discipline) 】

待ち行列内のの位置を区別したとき, 到着した客が各位置へ割り付けられる確率と, その位置で客が受けるサービスの割合が比例するとき, そのサービス規律を対称型と呼ぶ. 例としてプロセッサシェアリング,無限サーバ,後着順割込継続型などがある. 対称型サービスでは, 客がサービスノードに到着してから退去するまでの 平均応答時間がその客のサービス要求量に比例する. 積形式ネットワークで典型的なサービス規律である.