「アント法」の版間の差分
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ルートの候補がいくつかあるとき,より短いルートの方が往復に要する | ルートの候補がいくつかあるとき,より短いルートの方が往復に要する | ||
時間が短く,結果的に多くの蟻が往復できるために,そのルート上の | 時間が短く,結果的に多くの蟻が往復できるために,そのルート上の |
2007年9月20日 (木) 15:45時点における最新版
【 あんとほう (ant system, ant colony system) 】
蟻の巣から餌までの行列のルートがフェロモンの情報によって 定まるメカニズムを,最適化問題を解く手法として取り入れたもの. ルートの候補がいくつかあるとき,より短いルートの方が往復に要する 時間が短く,結果的に多くの蟻が往復できるために,そのルート上の フェロモンが他のルートより多くなり,多くの蟻がそのルートに集中する. この原理を探索の集中化(よい解の周辺を集中的に探索すること)に 応用するというアイデアに基づく.