「ORWiki:ORWikiについて」の版間の差分

提供: ORWiki
ナビゲーションに移動 検索に移動
4行目: 4行目:
 
</p>
 
</p>
  
 
+
 1957(昭和32) 年に創立された日本オペレーションズ・ リサーチ(OR)学会は、今年6月に創立50周年という大きな節目を迎えました。これを記念して今春より数々の事業を実施していますが、その一つとして「OR事典」の改訂を行っています。初版は1975年に刊行し、1997年の創立40周年には改訂版をCD-ROMで提供いたしましたが、今回は創立50周年記念事業として、改訂とともに新たにインターネットでの公開を実現いたしました。
1957(昭和32) 年に創立された日本オペレーションズ・ リサーチ(OR)学会は、今年6月に創立50周年という大きな節目を迎えました。これを記念して今春より数々の事業を実施していますが、その一つとして「OR事典」の改訂を行っています。初版は1975年に刊行し、1997年の創立40周年には改訂版をCD-ROMで提供いたしましたが、今回は創立50周年記念事業として、改訂とともに新たにインターネットでの公開を実現いたしました。
 
  
 
 さて「知の世紀」といわれる21世紀に入った今、新たな時代環境の中で本学会も大きな変化を求められています。本学会は、これまでに築いてきた基盤の上に立って、今後とも発展し続けるように、新たなOR活用分野・研究手法の開拓、広報・研究普及活動の更なる拡充による社会への貢献、国際化の推進とアジア地域との連携などの課題について重点的に取り組み、真に役立つORの研究・実践に努力を積み重ねてまいります。このような時期に「OR事典」を新たに編集し刊行することは、きわめて意義深いことだと思います。
 
 さて「知の世紀」といわれる21世紀に入った今、新たな時代環境の中で本学会も大きな変化を求められています。本学会は、これまでに築いてきた基盤の上に立って、今後とも発展し続けるように、新たなOR活用分野・研究手法の開拓、広報・研究普及活動の更なる拡充による社会への貢献、国際化の推進とアジア地域との連携などの課題について重点的に取り組み、真に役立つORの研究・実践に努力を積み重ねてまいります。このような時期に「OR事典」を新たに編集し刊行することは、きわめて意義深いことだと思います。
  
今回のOR事典編集作業の結果、基礎編、用語編に関してはPDFベースから、WIKIを使った方式に変換し、より柔軟な使い方ができるようになりました。基礎編の見出し項目としては28項目を追加、4項目を削除、用語は300語が追加されました。事例編については、「ORアーカイブ集」より,事例に関する論文等を分類整理しました。資料編では最近までのデータをアップデートしてあります。
+
 今回のOR事典編集作業の結果、基礎編、用語編に関してはPDFベースから、WIKIを使った方式に変換し、より柔軟な使い方ができるようになりました。基礎編の見出し項目としては28項目を追加、4項目を削除、用語は300語が追加されました。事例編については、「ORアーカイブ集」より,事例に関する論文等を分類整理しました。資料編では最近までのデータをアップデートしてあります。
  
今回の改訂は,センテニアルに向けた新たな半世紀に大きな一歩を踏み出す契機になるものと自負しております。
+
 今回の改訂は,センテニアルに向けた新たな半世紀に大きな一歩を踏み出す契機になるものと自負しております。
  
おわりに困難な編集事業に取り組まれたOR編集委員会の皆様、ご支援いただいたOR学会50周年記念事業関係者およびOR学会事務局の方々に心から感謝の意を表します。
+
 おわりに困難な編集事業に取り組まれたOR編集委員会の皆様、ご支援いただいたOR学会50周年記念事業関係者およびOR学会事務局の方々に心から感謝の意を表します。

2007年9月3日 (月) 18:00時点における版

OR事典編集委員長
青木 利晴

 1957(昭和32) 年に創立された日本オペレーションズ・ リサーチ(OR)学会は、今年6月に創立50周年という大きな節目を迎えました。これを記念して今春より数々の事業を実施していますが、その一つとして「OR事典」の改訂を行っています。初版は1975年に刊行し、1997年の創立40周年には改訂版をCD-ROMで提供いたしましたが、今回は創立50周年記念事業として、改訂とともに新たにインターネットでの公開を実現いたしました。

 さて「知の世紀」といわれる21世紀に入った今、新たな時代環境の中で本学会も大きな変化を求められています。本学会は、これまでに築いてきた基盤の上に立って、今後とも発展し続けるように、新たなOR活用分野・研究手法の開拓、広報・研究普及活動の更なる拡充による社会への貢献、国際化の推進とアジア地域との連携などの課題について重点的に取り組み、真に役立つORの研究・実践に努力を積み重ねてまいります。このような時期に「OR事典」を新たに編集し刊行することは、きわめて意義深いことだと思います。

 今回のOR事典編集作業の結果、基礎編、用語編に関してはPDFベースから、WIKIを使った方式に変換し、より柔軟な使い方ができるようになりました。基礎編の見出し項目としては28項目を追加、4項目を削除、用語は300語が追加されました。事例編については、「ORアーカイブ集」より,事例に関する論文等を分類整理しました。資料編では最近までのデータをアップデートしてあります。

 今回の改訂は,センテニアルに向けた新たな半世紀に大きな一歩を踏み出す契機になるものと自負しております。

 おわりに困難な編集事業に取り組まれたOR編集委員会の皆様、ご支援いただいたOR学会50周年記念事業関係者およびOR学会事務局の方々に心から感謝の意を表します。