「相補性定理」の版間の差分

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線形計画問題
 
線形計画問題
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\begin{array}{llllllll}
 
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\mbox{max.} & \displaystyle \sum_{j=1}^{n}c_jx_j & \\
 
\mbox{max.} & \displaystyle \sum_{j=1}^{n}c_jx_j & \\
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             & x_j \geq 0  &  (j=1,2,\ldots,n)
 
             & x_j \geq 0  &  (j=1,2,\ldots,n)
 
\end{array}
 
\end{array}
\]
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\,</math>
の実行可能解 $(x_1,\ldots,x_n)$ と双対問題の実行可能解  $(y_1,\ldots,y_m)$がそれぞれの問題の最適解であるための必要十分条件は,(1) $(c_j-\sum_{i=1}^{m}a_{ij}y_i)x_j=0 \ (j=1,2,\ldots,n)$,  かつ(2)$(\sum_{j=1}^{n}a_{ij}x_j-b_i)y_i =0 \ (i=1,2,\ldots,m)$ が成り立つことである. この主張を相補性定理と呼ぶ.
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の実行可能解 <math>(x_1,\ldots,x_n) \,</math> と双対問題の実行可能解  <math>(y_1,\ldots,y_m) \,</math>がそれぞれの問題の最適解であるための必要十分条件は,(1) <math>(c_j-\sum_{i=1}^{m}a_{ij}y_i)x_j=0 \ (j=1,2,\ldots,n) \,</math>,  かつ(2)<math>(\sum_{j=1}^{n}a_{ij}x_j-b_i)y_i =0 \ (i=1,2,\ldots,m) \,</math> が成り立つことである. この主張を相補性定理と呼ぶ.

2007年7月14日 (土) 01:29時点における版

【そうほせいていり (complementarity slackness theorem)】

線形計画問題

の実行可能解 と双対問題の実行可能解 がそれぞれの問題の最適解であるための必要十分条件は,(1) , かつ(2) が成り立つことである. この主張を相補性定理と呼ぶ.