「スラック基準効率値」の版間の差分

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2007年7月12日 (木) 22:04時点における版

【すらっくきじゅんこうりつち (slacks-based measure of efficiency)】

加法モデルにおける入力スラック(余剰分)と出力スラック(不足分)を用いて計算した効率値のことである. 刀根(1999)は次の尺度を提唱している. \[

\left.\left(1-\frac{1}{m}\sum_{i=1}^m \frac{s_{xi}^*}{X_{ij}}\right) \right/

\left(1+\frac{1}{k}\sum_{r=1}^k \frac{s_{yr}^*}{Y_{rj}}\right) \] ここで, $X_{ij}$は DMU $j$ の入力 $i$ の値, $Y_{rj}$は出力 $r$ の値, $s_{xi}^*$,$s_{yr}^*$ をそれぞれ加法モデルを解いたときに得られる入力スラック, 出力スラックとする.