「距離対探知確率曲線」の版間の差分

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'''【きんぐまん, じょん・F・C (Kingman, John F. C.)】'''
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'''【きょりたいたんちかくりつきょくせん (detection probability versus range curve)】'''
  
待ち行列モデルに対するキングマン代数(Kingman algebra)を構築して, それまでの解析手法を代数的な視点で解釈するとともに, 一般的な複数サーバモデルの理論解析が極めて困難であることを明らかにし, その後の待ち行列研究の方向性に影響を与えた. この他にも, 待ち行列モデルの重負荷近似, 待ち時間に対する不等式, 人口過程における可逆過程, 確率過程のエルゴード性, 再生型過程など, 確率過程論全般にわたって先駆的な研究を行っている(1939-- ).
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一定の目標条件・環境・センサーの条件の下で, 相対距離 <math> r\,</math> にある目標物を単位時間の探索で発見する確率を距離対探知確率といい, <math>r \,</math>に対するその関数を距離対探知確率曲線 <math> b(r) \,</math> と呼ぶ. この値はセンサーによる目標空間の走査が連続的な場合は, 単位時間当りの確率密度(瞬間探知率), 離散的な場合には1回のべっ見の探知確率(べっ見探知確率)で表わされる. また発見法則と呼ばれることもある.

2007年7月12日 (木) 02:30時点における版

【きょりたいたんちかくりつきょくせん (detection probability versus range curve)】

一定の目標条件・環境・センサーの条件の下で, 相対距離 にある目標物を単位時間の探索で発見する確率を距離対探知確率といい, に対するその関数を距離対探知確率曲線 と呼ぶ. この値はセンサーによる目標空間の走査が連続的な場合は, 単位時間当りの確率密度(瞬間探知率), 離散的な場合には1回のべっ見の探知確率(べっ見探知確率)で表わされる. また発見法則と呼ばれることもある.