「近接可能領域」の版間の差分

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2007年7月11日 (水) 20:16時点における版

【きんせつかのうりょういき (region of approach)】

劣速の目標物(速度 \(u\))が探索者(速度 \(v\))に会合できるのは, 目標物が探索針路から \(\pm \theta= \pm \sin^{-1}(u/v), v>u\), の楔形領域にいるときである. 角 \(\theta \)を近接限度角という. 制限時間 \( T\) があるときは探索者の針路を挟む中心角 \( 2\theta\), 弦の長さ \( vT\), 弧の曲率半径 \( uT\) の扇形領域が目標物の近接可能領域となる. 目標物が優速ならば時間制限がなければ常に探索者に会合できるが, 時間制限があれば近接可能領域は探索者の前方 \( vT\) の点を中心とする半径 \( uT\) の円内となる.