「ハフ変換」の版間の差分

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【はふへんかん (Hough transformation)】
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ハフ変換は, 2次元の直線を原点からこの直線への垂線の距離$r$と直線と$x$軸がなす角度$\theta$で表して, それを
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ハフ変換は, 2次元の直線を原点からこの直線への垂線の距離<math>r \, </math>と直線と<math>x \, </math>軸がなす角度<math>\theta\,</math>で表して, それを<br><center>
  
\[
 
\hbox{直線}\, x\sin\theta+y\cos\theta=r \ \mapsto \hbox{点}\,(r,\theta)
 
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$(r\ge0$, $0\le\theta<\pi)$と変換する. ハフ変換は, 画像からの直線成分やさらには楕円などを抽出することによく用いられる.
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直線 <math>x\sin\theta+y\cos\theta=r\mapsto\,</math> 点<math>(r,\theta)\,</math>
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<math>(r\ge0\,</math>, <math>0\le\theta<\pi)\,</math>と変換する. ハフ変換は, 画像からの直線成分やさらには楕円などを抽出することによく用いられる.
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[[Category:計算幾何|はふへんかん]]

2008年11月13日 (木) 13:41時点における最新版

【はふへんかん (Hough transformation)】

ハフ変換は, 2次元の直線を原点からこの直線への垂線の距離と直線と軸がなす角度で表して, それを


直線


, と変換する. ハフ変換は, 画像からの直線成分やさらには楕円などを抽出することによく用いられる.