「少数の法則」の版間の差分

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'''【しょうすうのほうそく (law of small numbers)】'''
 
'''【しょうすうのほうそく (law of small numbers)】'''
  
$n$ に対して, $X_{n1}, \, ..., \, X_{nm_n}$ ($\lim_{n \to \infty} m_n = \infty$) を $0$ または $1$ を値にとる独立な確率変数列とする. もし,  
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<math>n\,</math>に対して, <math>X_{n1}, \, ..., \, X_{nm_n}\,</math> (<math>\textstyle \lim_{n \to \infty} m_n = \infty\,</math>) を <math>0\,</math> または <math>1\,</math> を値にとる独立な確率変数列とする. もし,  
\begin{itemize}
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\item[] $\displaystyle{\lim_{n\to\infty} \max_{1\le k \le m_n} \mathrm{P}(X_{nk}=1) = 0,}$
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\item[] $\displaystyle{\lim_{n\to\infty} \sum_{k=1}^{m_n} \mathrm{P}(X_{nk}=1) = \lambda}$
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::<math>\displaystyle{\lim_{n\to\infty} \max_{1\le k \le m_n} \mathrm{P}(X_{nk}=1) = 0,}\,</math>
\end{itemize}
+
 
であれば, $N_n = \sum_{k=1}^{m_n} X_{nk}$ の分布は $n\to\infty$ のとき, 平均$\lambda$ のポアソン分布に収束する. これを少数の法則という.
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::<math>\displaystyle{\lim_{n\to\infty} \sum_{k=1}^{m_n} \mathrm{P}(X_{nk}=1) = \lambda}\,</math>
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であれば, <math>\textstyle N_n = \sum_{k=1}^{m_n} X_{nk}\,</math> の分布は <math>n\to\infty\,</math> のとき, 平均<math>\lambda\,</math> のポアソン分布に収束する. これを少数の法則という.
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[[category:確率と確率過程|しょうすうのほうそく]]

2008年11月9日 (日) 18:55時点における最新版

【しょうすうのほうそく (law of small numbers)】

に対して, () を または を値にとる独立な確率変数列とする. もし,



であれば, の分布は のとき, 平均 のポアソン分布に収束する. これを少数の法則という.