「事業部業績評価」の版間の差分

提供: ORWiki
ナビゲーションに移動 検索に移動
(新しいページ: ''''【じぎょうぶぎょうせきひょうか (divisional performance evaluation)】''' 事業部を拡張・縮小すべきか否かの判断や, 事業部の全社的貢...')
 
 
(他の1人の利用者による、間の1版が非表示)
2行目: 2行目:
  
 
事業部を拡張・縮小すべきか否かの判断や, 事業部の全社的貢献度の評価のために行われる. 後者の場合は, 管理可能性や公平な原価配分が重要である. ただ自部門のみの業績重視を防ぐため, あえて管理可能性にとらわれない評価基準を設定することもある. 事業部が投資責任をもっている場合には事業部資本利益率で,利益責任のみの場合には事業部利益で評価される. しかし近年, 非財務尺度をも含めた多元的尺度による評価の重要性が指摘されている.
 
事業部を拡張・縮小すべきか否かの判断や, 事業部の全社的貢献度の評価のために行われる. 後者の場合は, 管理可能性や公平な原価配分が重要である. ただ自部門のみの業績重視を防ぐため, あえて管理可能性にとらわれない評価基準を設定することもある. 事業部が投資責任をもっている場合には事業部資本利益率で,利益責任のみの場合には事業部利益で評価される. しかし近年, 非財務尺度をも含めた多元的尺度による評価の重要性が指摘されている.
 +
 +
[[category:経営・経済性工学|じぎょうぶぎょうせきひょうか]]

2008年11月9日 (日) 18:10時点における最新版

【じぎょうぶぎょうせきひょうか (divisional performance evaluation)】

事業部を拡張・縮小すべきか否かの判断や, 事業部の全社的貢献度の評価のために行われる. 後者の場合は, 管理可能性や公平な原価配分が重要である. ただ自部門のみの業績重視を防ぐため, あえて管理可能性にとらわれない評価基準を設定することもある. 事業部が投資責任をもっている場合には事業部資本利益率で,利益責任のみの場合には事業部利益で評価される. しかし近年, 非財務尺度をも含めた多元的尺度による評価の重要性が指摘されている.