「公共財供給ゲーム」の版間の差分
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各プレイヤーが <math>M \,</math>円の初期保有のうち, いくら公共財供給へ支払うかを同時に決定する. 公共財の供給水準は全員の支払い額の合計に等しい. この公共財供給の方法は「自発的支払いメカニズム」と呼ばれる. 利得関数が線形の場合, 各プレイヤーの支配戦略は, 公共財への支払い額を0円にすることである. 他方, パレート最適性は各プレイヤーが <math>M \,</math> 円を支払うとき達成される. つまり, このゲームは囚人のジレンマ・ゲームの一種となる. | 各プレイヤーが <math>M \,</math>円の初期保有のうち, いくら公共財供給へ支払うかを同時に決定する. 公共財の供給水準は全員の支払い額の合計に等しい. この公共財供給の方法は「自発的支払いメカニズム」と呼ばれる. 利得関数が線形の場合, 各プレイヤーの支配戦略は, 公共財への支払い額を0円にすることである. 他方, パレート最適性は各プレイヤーが <math>M \,</math> 円を支払うとき達成される. つまり, このゲームは囚人のジレンマ・ゲームの一種となる. | ||
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+ | [[category:ゲーム理論|こうきょうざいきょうきゅうげーむ]] |
2008年11月9日 (日) 17:21時点における最新版
【こうきょうざいきょうきゅうげーむ (public good provision game) 】
各プレイヤーが 円の初期保有のうち, いくら公共財供給へ支払うかを同時に決定する. 公共財の供給水準は全員の支払い額の合計に等しい. この公共財供給の方法は「自発的支払いメカニズム」と呼ばれる. 利得関数が線形の場合, 各プレイヤーの支配戦略は, 公共財への支払い額を0円にすることである. 他方, パレート最適性は各プレイヤーが 円を支払うとき達成される. つまり, このゲームは囚人のジレンマ・ゲームの一種となる.