「完全均衡」の版間の差分

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部分ゲーム完全均衡より強いゲームの均衡概念で, 1975年に ゼルテン (R. Selten) によって提示された. 完全均衡の主要な問題は, 均衡では到達されないプレイヤーの手番(情報集合)においてプレイヤーの合理的行動をどのように定義し実現するかということである. ゼルテンの完全均衡は, プレイヤーが誤った行動を選択する微少な可能性に対して安定なナッシュ均衡として定義される.
 
部分ゲーム完全均衡より強いゲームの均衡概念で, 1975年に ゼルテン (R. Selten) によって提示された. 完全均衡の主要な問題は, 均衡では到達されないプレイヤーの手番(情報集合)においてプレイヤーの合理的行動をどのように定義し実現するかということである. ゼルテンの完全均衡は, プレイヤーが誤った行動を選択する微少な可能性に対して安定なナッシュ均衡として定義される.
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[[category:ゲーム理論|かんぜんきんこう]]

2008年11月7日 (金) 15:37時点における最新版

【かんぜんきんこう (perfect equilibrium)】

部分ゲーム完全均衡より強いゲームの均衡概念で, 1975年に ゼルテン (R. Selten) によって提示された. 完全均衡の主要な問題は, 均衡では到達されないプレイヤーの手番(情報集合)においてプレイヤーの合理的行動をどのように定義し実現するかということである. ゼルテンの完全均衡は, プレイヤーが誤った行動を選択する微少な可能性に対して安定なナッシュ均衡として定義される.