「M凸関数」の版間の差分

提供: ORWiki
ナビゲーションに移動 検索に移動
 
(2人の利用者による、間の3版が非表示)
1行目: 1行目:
 
'''【えむとつかんすう (M-convex function)】'''
 
'''【えむとつかんすう (M-convex function)】'''
 
 
[[ スタイル検討 ]]
 
<!-- \sp{n}がわかりません -->
 
 
  
 
整数格子点上で定義された関数  
 
整数格子点上で定義された関数  
<math>f: \mathbf{Z}\sp{n} \to \mathbf{R} \cup \{ +\infty \}\,</math>が交換公理:
+
<math>f: \mathbf{Z}^n \to \mathbf{R} \cup \{ +\infty \}\,</math>が交換公理:
 
\begin{quote}  
 
\begin{quote}  
<math>f(x)\,</math>, <math>f(y)\,</math>が有限値であるような任意の <math>x, y \in \mathbf{Z}\sp{n}\,</math>と, <math>x_{i}>y_{i}\,</math>であるような任意の <math>i \,</math><math>(1 \leq i \leq n)\,</math> に対して, ある<math>j\,</math> <math>(1 \leq j \leq n)\,</math> が存在して, <math>x_{j}<y_{j}\,</math> かつ
+
<math>f(x)\,</math>, <math>f(y)\,</math>が有限値であるような任意の <math>x, y \in \mathbf{Z}^n \,</math>と, <math>x_{i}>y_{i}\,</math>であるような任意の <math>i \,</math><math>(1 \leq i \leq n)\,</math> に対して, ある<math>j\,</math> <math>(1 \leq j \leq n)\,</math> が存在して, <math>x_{j}<y_{j}\,</math> かつ
  
 +
 +
<center>
 
<math>
 
<math>
 
\begin{array}{l}
 
\begin{array}{l}
17行目: 14行目:
 
\end{array}
 
\end{array}
 
\,</math>
 
\,</math>
 +
</center>
  
  
 
を満たすとき, M凸関数という. ここで, <math>\chi_{i}\,</math>は第<math>i\,</math>単位ベクトルである.
 
を満たすとき, M凸関数という. ここで, <math>\chi_{i}\,</math>は第<math>i\,</math>単位ベクトルである.
 +
 +
[[Category:グラフ・ネットワーク|えむとつかんすう]]

2008年11月5日 (水) 16:46時点における最新版

【えむとつかんすう (M-convex function)】

整数格子点上で定義された関数 が交換公理: \begin{quote} , が有限値であるような任意の と, であるような任意の に対して, ある が存在して, かつ



を満たすとき, M凸関数という. ここで, は第単位ベクトルである.