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同値マルチンゲール測度
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'''【どうちまるちんげーるそくど (equivalent martingale measure)】''' <math>P\,</math>と同値な確率測度<math>Q\,</math>に関して確率過程<math>\{X_t\}\,</math>がマルチンゲールで, ラドン・ニコディムの導関数<math>\mbox{d}Q/\mbox{d}P\,</math>が有限分散をもつとき, <math>Q\,</math>は同値マルチンゲール測度であるという. (利子率で割引くなど)価格過程を調整すれば, 調整後の過程がマルチンゲールになることから, 同値マルチンゲール測度で期待値をとるというリスク中立的価格評価に利用できる. 有限状態のモデルでは, 同値マルチンゲール測度が存在すれば, 裁定機会が存在しない.
同値マルチンゲール測度
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